忍者ブログ
管理人の頭の中身を公共に配信する盛大なチラシの裏。 落ち込んだりもするけど私は元気です。
* admin *
[13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

で、設計図通りに書いたそれ、そこに心はあるのかね。

どうもみなさん対極です。
最近どうも物語を作っているような気がします。
昔は私はプロットなんてものを作らない人間でした。
キャラがいて、その周りに人がいて、気が付けばその人たちの住んでいる世界があって、そこで彼らが動き出すというような、場当たり的なお話の書き方をしていたわけです。
そして我が逃げの一手に昔からいらっしゃっている方はご存知のとおり、だらだらと長く続く。
虎の威しかり。エセ軍しかり。
ちゃんと終わらせたけどさ終わったけどさ。
待つんだ今はパン屋の事を話題に出すべきじゃない。

で。
そのお話を規定の量に収めようと思ったとき、私は始めてプロットというものを作り始めました。
決められた量の中で何ができるか。どんな風に始まって、何が起こって、どう終わるかという設計図です。
それでその設計図を見ながら、規定量から溢れないようにお話を書いていくと、ブレーキを踏んでいる自分にふと気づく。
「本当だったらここでトラブルが起こるはずなんだけど、収まらなくなっちゃうから起こさない」
「本当だったらここで対立したりするんだけど、プロットと違うから無理やり和解するようにこじつける」
みたいな事をしている。しているような気がする。してるんじゃないかな。
無意識に自分の手綱を握っているような気がするのです。
いつもの私ならここで絶対に陵辱を入れてるなとか。
ここで決定的な決別を入れてるなとか。
そんな風に思いながら、「けどそれって本当にみんなが読みたい展開なのか?」と考えると進む方向を変えてしまう。
それが気に入らないわけじゃないんです。
AとBの道があって、Aの道を進んでいたけど、Bの道の方が楽しそうだ。っていうだけの話。
なのだけど、それはキャラが自然に動いた結果ではないような気がして、どうにも複雑な気持ちになる。
終着点は同じだと思うんです。
けど私は、キャラ達にショートカットをさせている。
ぜい肉を削ぎ落として、直通で結末に向かわせている。
脇道を切り落として無理やりその道に進むようにしているという感じかも知れない。
そんな違和感を抱くことがある。

もし気にせずに書いたらどうなるんだろう。
何も考えず、このキャラならこうするだろうで書いたらどうなるんだろう。
私の手に負えなくなるんだろうか。
自体は収集できなくなるんだろうか。
あるキャラが問題行動を起こす。私はそれに対する答えと結果をすでに用意している。
けど私の用意した答えを無視して、キャラ達に悩ませて、答えを出させたらどうなるんだろう。
私の中で、設計図と感性が殴り合っているのかもしれません。

設計通りに作ったものは整然としていてわかりやすいです。
けど感性で書いた作品の方が、「私にとっては」面白いものなんじゃなかろうか。
と、少女騎士と箱庭を見ながら思ったりする。
少女騎士は設計図でかいた部分が多く、箱庭は感性でかいた部分が多い。
よりたくさんの方に楽しんでいただけたのは少女騎士です。
けど私の趣味が殺しきれていないくて、中途半端にアンバランス。
修行が足りないのでしょうね。
もっと感情を制御しながら設計図通りにかけるように、狙ったシーンを狙った通りに演出できるようにならなければ。
私はきっと読み手さんの目が恐ろしいのだと思います。
「こんな事かいてたら飽きられちゃうかな」とか思ってる。
その怯えがなにより作品の勢いを殺しているのじゃないのか。
悩みは尽きない。

今日は久々になんか創作屋っぽいぐだぐだを書いてしまいましたな。
そうですいつもの私です。
先生俺、面白い小説が書きたいです。
それではみなさん対極でした。

私は小説を書くのが怖いのです。
小説を書きながらつまらないと思うのがなにより怖い。
覚悟を決めなければならない。
自分の敵はいつだって自分ですな。
それではみなさん対極でした(二度目)。
PR
お月様で連載しておりました「少女騎士」の改稿版、完結しておりました。
はいペター。
http://novel18.syosetu.com/n4065bt/

大筋はさほど変わってないんですが、イベントが追加されてたり、ガレスがより不憫になっていたりします。
いつか続編を書きたいなーという気持ちがあり、その場合はお月様版を正史として書こうと思っているので、お暇がありましたらご一読いただければ幸いです。
ちゅーかガレス本当に不憫なんだけどなんかガレスがいい目にあう話を可及的速やかに書いて上げたい気持ちが高まっている。
けど箱庭のIFとか続編とかも書きたい。
大変だこれは。まったく趣味だけで飯が食えればいいのに。

ところでイタリアから帰ってきたばかりの対極ですが、なんか五月に「カレンディマッジョ」なる中世ヨーロッパ風味がにじみ出るイベントがイタリアで開催されるらしく、いきたくていきたくて震えております。
そんな連続で海外に行くお金なんてないんですけど、なんかこー上手い事トラベルローン組んだり分割したりしたら行けないかな・・・
行けない事はないんだけど行くほどの価値があるのか本当に行きたいのか。
行きたい・・・けど・・・行きたい・・・いき・・・い・・・
うがぁあぁ!

悩みは尽きない
それではみなさん対極でした。
お月様の方でじりじりと更新しております。
なんかもーあとはえっちなシーンをちょろっと直してアップしたらおしまいだから、
今日中にやっつけちゃおうかなという気持ち。
そしたら次は何しましょうかね。
箱庭もいいし、パン屋もいいし、生贄の森もいいし。
少女騎士の続編も実は頭の中にできていて。
だけど男装女子本のやつもかきなおしてみたくて。
だけど仕事もそろそろ本気出して取り掛からないといけなくて。
あれやこれやと悩みは尽きない。
幸せなのかもしれません。
今日もご飯が食べられる。
ところで近日中に「キャッスル・ティンタジェル」というカルチャースクール的なところにいってみようかと思っています。
中世の甲冑とかきてちゃんばらしたり、文化を学んだりできるところ。
ゲームとか映画とか漫画の剣術監修とかもしてるらしいよ。
映画版のベルセルクでクレジット出てましたが。
会費とか年会費とかちょっと高いので一度体験してみてから、本格的に通うかきめるところ。
月間一万三千円くらいかかるからなー。そこらのフィットネスクラブよりかかるからなー。
経費と思えばだがしかしというかんじ。

みなさんのなかで行ったことあるかたとかいらっしゃいませんよね・・・?
新しいことに挑戦するのはいつもいつもとてもとても恐ろしいものだ。
それではみなさん対極でした。
せっかくイタリア行ってきたんだし、面白い記事でもかけたらなーと思ってるんですが、
イタリアの便座なさすぎ問題と交通ルールめちゃくちゃ問題以外に特筆すべき事がありませんな。

あ。チョコラータ? チョコラータが極めてチョコレートでしたね。
私日本でチョコラータ的なの頼んでも「ココアジャン」って経験しかなかったんですが、
ミラノのカフェでチョコラータ(千円くらいしたよ。。。)を頼んだら、ガチでチョコを溶かしたものをそのまま飲んでいるような濃厚さでした。
一口なめた「あふぁ!?」ってなった。
付属でホットミルクがついてきてたんですが、それで薄めながら飲むものらしい。
「このミルク入れて飲むの?」って聞いたら「そうだよ」とばかりに店員のおじいちゃんが「おいしーそ♪おいしーそ♪」って歌いながら混ぜてくれましたよ・・・
自分で混ぜられますよおじいちゃーん。
メディチ家の邸宅見学の受付で「学生か?」って聞かれる安定の日本人ですが、子供じゃないですよおじいちゃーん。
いくら英語が「ディス、ミルク、イン、カップ?」みたいなお粗末英語でもおじいちゃーん。
ディスミルクイントゥーザカップみたいな簡単な英語さえ咄嗟には出てこない。
それが対極クオリティ。
ちなみにおひるごはん前だったんですが、このチョコラータ飲んだら何もいらなくなりました。
コップ一杯の溶かしたチョコを飲むのってすごく大変だって事がわかりました。
いい経験。

つーかさすがの観光地で、ミラノもフィレンツェもヴェネチアもローマも日本語メニューがあるお店結構ありました。
ヴェローナ(ロミオとジュリエットの町らしい)に関しては、飲食店に入らなかったから分からないですが。

「イタリアは英語が通じない」ってよく聞きますが、観光地ではみなさんバリバリ英語しゃべってました。
っていうかイタリア語を聞いた記憶がほとんどない。
「グラッツェ」と「ボンジュルノー」と「マンマミーア」くらいですかね。
ヴェネチアのマスカレードに行ってきたんですが、コスプレみたいな感じになってる人もけっこうおりましてね。
とんがり耳でキルトをまいた(これはエルフをイメージしてるんだろうか・・・)っていうおっさんが歩いてたんですが、思わず私が二度見すると、通りに立っていたカフェの店員のマドモアゼルが「マンマミーア」って言いながら私と目を合わせて笑ってくれました。
「見た? 今の耳!」みたいなジェスチャーしながら。かわいい。

あとこれもヴェネチアですが、まあパックツアーなので団体ですよね。
その団体がぞろぞろとおトイレに行くわけですが、先日も書いたようにイタリアのトイレは五割の確率でトイレのカギが壊れてます。
閉まらないならまだマシで、一度占めるとあかないという案件もしばしば。
ものすごく丁寧にじりじりとカギを回せばあいたりするんですが、おばちゃんとかはぱにくって「開けてー!」ってなっちゃいます。
そうするとトイレの番人(入り口でトイレの使用量受け取る人)がやってきて、コインでくるっとカギを回してあけてくれるんですが。
数人の日本人がトイレに閉じ込められたもんだから、心底めんどうそうに「マンマミーア……」とつぶやいておりました。
あそうそう。
イタリアのトイレ、外からあきます。
カギの意味が存在しないくらい外から開けられる構造のトイレ多いです。
ふっつーにコインをさしてくるっと回すとあいちゃいます。これカギの意味あんの?めっちゃこわい。
お気をつけて!!

さらにヴェネチアなんですが、仮面を買ったんですよ私。
何かいかした仮面を買おうとは思ってたんですが、とあるお店で一目ぼれしためっちゃかっこいい仮面がありましてね。
「これ欲しいよ」って言ったら店員のお姉ちゃん(すごく美人でした。イタリアの女性には美人しかいないんですかね。すごく美人でした)が「いいでしょその仮面! ここでしか扱ってないのよ? 私その仮面にすごく誇り持ってるの! 見て? 顔が全部違うでしょ? どの顔が飯野? これはファントムタイプの仮面よ! どう?」って英語で丁寧に説明してくださり、お気に入りの仮面を買うことができました。
十回くらい「アイ、プラウド」って言ってた。

おまけにこれもヴェネチアなんですが。
18金の蛇モチーフのたいけんかわいらしいブレスレットが売ってたんですね。
そんで「むー。これはかっこいいな。いくらだろう(基本的に値段書いてない事が多い)と眺めていたら、中から店主のおじいちゃんが出てきて「何をみとるんだね」と。
で。
「この蛇のブレスレットいくらだよ」って聞いたら、「ワンサウザント、スリーハンドレット」。
はん? 聞きなれない単位が出てきたぞ?
まてよサウザントが千で、ハンドレットが百だから・・・
じいちゃん「ワン、スリー、ゼロ、ゼロ」
私「ワン? スリー? ゼロ、ぜ……あぁー(1300ユーロ=20万円の現実を知る)!」
じいちゃん「HA-HHAHHAHHA!」
という一件がありました。
笑われた! 悔しい!
買ってもいいかなって思うくらい気に入ったデザインではありましたが、
さすがに二十万はなあ。難しいよなあ。

つーかヴェネチアの思い出多いですな。
ここが一番店員さんとかと交流があったような気がします。
いろんなお店入ったしね。
ローマでは城の監視員に「君の連れは日本人に見えるね。で君は中国人だね」という、本気か冗句か分からない事を言われて軽くムカつくなどしましたが私は元気です。
道端で「シャッター押してくれよ」とスマフォを渡され、快く「はいチーズ」ってやったらそれだけで日本人だと看破される事件もありましたが私は元気です。
そしてローマのトイレが1ユーロしか受け付けない自動改札で、2ユーロ硬貨しかもっていない私を苦しめたりもしたけど私は元気です。
頼むから両替機を置いておいてくれ。頼むから。もれちゃうから。

そんな感じですかね。
スリとバラの押し売りとミサンガの押し売りとセルフカメラ棒の押し売りが激しいイタリアでしたが、無事に何一つ盗まれることなく過ごすことができました。
イタリアはごはんがおいしいともっぱらの噂でしたが、私が選んだレストランが微妙だったのか、さほど感動的なおいしさは感じなかったかな……

近々ドイツに旅立つ予定があるので、その時もまたなんかレポっぽいことしようかと思います。
以下拍手レスですよー!


前回の続き

さて。
でですね。
サン・ピエトロ大聖堂にはカトリックの最高権威者であるローマ法王がいらっしゃいます。
なので、ローマで一番えらい神父様がいるのは「司教座聖堂」ではなく「サン・ピエトロ大聖堂」なのですね。
大聖堂ならこれも一種のドゥオモなんじゃないの? とか思ったりしますが、
ローマ字表記を見ると「Basilica di San Pietro in Vaticano」なのでドゥオモとは書いてない。
バシリカってのは「教会のなかでもすごいやつ」って意味らしいので、
「司教座」であるドゥオモ=カテドラルとは一味誓うぜアピールなのかもしれません。
実際にまったく一味違いました。完全にラスボスでした。




サン・ピエトロ大聖堂ペター。
写真じゃ伝わらないかもしれませんが、なんというか全てが凄い。
どこを見ても彫刻。どこを見ても壁画。どこを見ても宝石。どこをみても金箔。
聖堂の中央にそそり立つ天蓋と、その周囲をかこむ人間のサイズ比を見ていただければ少しはお分かりいただけるでしょうか。
全てが圧倒的にただただデカイ。
そらまで届かんばかりの天井に、んびっっしりと彫刻。そして壁画。
ここに行くまでは「コロッセオも見よう。フォロ・ロマーノもいいな」って思ってたんですが、
とてもじゃないけど無理でした。
ヴァチカン市国だけでほぼすべてが終わった。

ついでに近くにある「サンタンジェロ城」に行ってきました。



ペター。
ここもよかったぜ……
入場料10.5ユーロ取られましたがそれだけの価値はありましたよ……

しかしローマは一日にしてならずとはまさにそうで、
こいつぁまた行かねばなるまいなという気持ちになっています。
ところで特筆すべき事がひとつあります。
これからイタリアに行こうかなー?って思ってる方がいるかいないかわかりませんが……

気をつけろ イタリアのトイレは 便座がない

マジだぞ。
7割の確率で便座はないものと思え。
ちょっと高級なレストランやホテルならもちろんあります。
しかしそのへんのトイレ(有料でも)は便座が存在せんので、
座り込むことはできません。中腰です。
トイレはホテルで済ませろってのがイタリアのスタイルなのかもしれません。
あとミサンガ売りがめっちゃ腕にミサンガまこうとしてくるから注意な。
あと信号少ない。
横断歩道消えてる。
車の運転荒い。
の三重苦で事故死の確率が飛躍的にアップアップです。
しかしビビっていると道を渡れない。
私は交通ルールが守られ、トイレに便座があり、トイレに紙があり、トイレの鍵が壊れていない日本を愛しています。
トイレの鍵が内側からあかなくなる問題発生しすぎて鍵開けスキルが高まりましたよ。
ほかにもヴェネチアとかいって超かっこいい仮面を手に入れましたが、
それはまた次の機会にでも!
以下拍手レスですよー!
ただいま帰ってまいりましたよー!


BACK NEXT
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
拍手レス(サイトと共通
カテゴリー
プロフィール
HN:
Sの対極
性別:
非公開
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: 攻めの一手 All Rights Reserved